ポリフェノールとは

赤ワイン

何となく体に良いというイメージの強いポリフェノールですが、実際ポリフェノールって何?と思われている方も多いのではないでしょうか。
実は、ポリフェノールは一種類ではなく、約400種類以上とも言われています。それぞれ効果や効能も異なるため、一つひとつの特徴を知る必要があります。

そもそもポリフェノールは、植物が外部の有害物から自らを守るためにできるものであり、私たちがポリフェノールを摂取することにより体内でこの守る力が発揮されます。
ポリフェノールが含まれる美味しい食べ物を口にすることにより、血管や内臓、ホルモンバランスの乱れまで防いでくれるという点に人気が集まっています。

 

ポリフェノールの持つ効能

抗酸化力パワー種類が豊富なポリフェノールですが、よく知られている効能は「抗酸化作用」です。
日光に当たり続けることや、ストレスを感じることにより、体内には活性酸素が蓄積されます。
活性酸素が溜まることにより、病気や老化を促進させる原因となると言われていることからも、活性酸素を溜めることなく排出させることは健康に生活するためには必要不可欠と言えます。

ポリフェノールには活性酸素を身体から取り除く効果があるため、食物のもつ自然の力で健康を保つことができます。









ポリフェノールを多く含む食材

ポリフェノールを多く含む食材としてよく知られているのは以下の通りです。
チョコレート
チョコレートの原料であるカカオマスは、疲労回復やストレス抑制、発がん抑制作用などの効用があります。
大豆大豆イソフラボン
女性に良い食材として知られている大豆イソフラボンですが、女性ホルモンに似た作用をし、実はポリフェノールも多く含んでいます。女性ホルモンのバランスを調整したり、美白効果などやはり女性には嬉しい魅力があります。
赤ワイン
ポリフェノールを多く含む食材として有名な赤ワインですが、疲れ目の改善や認知症予防、ガンの抑制などの効果があります。
お茶
日本茶に多く含まれるカテキンには、コレステロールの減少や血糖値の正常化などの効果があります。毎日続けて摂取することで効果を期待することができます。  

過剰摂取は危険!?ポリフェノールを採る前に知っておくべきこと

嬉しい効果や効用のあるポリフェノールですが、多ければ多いほど良いか?というと、そうではありません。 ポリフェノールの理想摂取量(一日あたり)は1,500mgです。 ポリフェノール自体の効果は通常3~4時間で失われますが、大豆イソフラボンやカテキンの過剰摂取は、ホルモンバランスの乱れや肝機能への影響も考えれます。 「採りすぎには注意して、適量を摂取する」ことを心がけましょう。