チョコレートには、健康促進効果や美容効果やダイエット効果があることがあることがテレビや雑誌で取り上げられるようになったことで、チョコレートに対するイメージが変わったという方もいるでしょう。
これまでチョコレートといえば「太る」や「ニキビなどの肌荒れの原因」などといったマイナスイメージが強く、意識的に口にしないようにしていた方にとっては驚きではないでしょうか。
ここでは、これまでのチョコレートのイメージのウソ・ホントについてご紹介します。
チョコレートは太る?
「チョコレート=太る」という情報は今や昔…。実は、チョコレートを食べても太らないということが証明されています。
なぜなら、チョコレートは少量を口にすることで満腹中枢を刺激すると言われており、食事前や小腹がすいたときなどにチョコレートを摂取することは食べ過ぎを防ぐために効果的です。
もちろん、チョコレートは脂肪分が高いことでも知られている食材であり過剰摂取は禁物です。
摂取量の目安としては1日25g~50gが望ましいとされており、自分で1日に摂取する量を決めることや、砂糖量の少ないチョコレートを選ぶことをおすすめします。
肌荒れの大敵?!ニキビとの関係性と嬉しい効果
肌荒れの代名詞ともいえる「ニキビ」に悩まされている方もいらっしゃるでしょう。
チョコレートを食べるとニキビが出来るという説にはウソ・ホントの両方の説があり、一概には言えません。
その理由は、チョコレートの成分にあります。
まずなぜチョコレートを食べるとニキビが増えるのか?それはチョコレートに含まれる糖分が深く関係しています。
チョコレートを摂取したのち、糖分は体内で脂質へと変わります。この脂質がニキビに繋がるためです。また、糖分を摂取することで血糖値が急にあがり、ホルモンのバランスが崩れることも原因の一つとされています。
一方、チョコレートは肌に良いという考えもあります。
これはチョコレートに含まれるカカオポリフェノールの効能によるものであり、カカオポリフェノールの特徴である抗酸化作用が肌の老化を防ぐことに繋がるためです。
そのため、ニキビに悩まされている方にとっては悪い影響を与える可能性があり、肌の老化防止のためには効果的と言えることができるでしょう。
チョコレート依存とは
チョコレートには「やめたいのにやめられない」、「気づいたら1箱全て食べてしまっている…」などといった依存の症状を起こす危険があるという声もあります。
これは事実としてあり、実際、チョコレートに依存している人は1日に何枚ものチョコレートを食べることにより血糖値が不安定になったり体内に必要なビタミンやミネラルが不足する恐れもあります。
その理由はチョコレートに含まれるカフェインであり、コーヒーや紅茶と同じようにカフェインによるものが多いとされています。
チョコレート依存による影響は「糖尿病」や「偏頭痛」・「歯周病」などの身体への悪影響があると言われていることからも、危険です。
健康効果もあるチョコレートですが、過剰摂取には注意が必要です。
その他
チョコレートの噂の中でもよく知られているものとして「チョコレートを食べると鼻血が出る」があります。
実はこれはホントです!
チョコレートに含まれるカフェインは人の体を興奮させる働きがあり、血のめぐりが良くなることによって鼻血が起きやすいとされています。
しかし、必ずしも鼻血が出るというわけではないので、食べ合わせや食べ過ぎに注意して口にすることが重要です。